大腸がんを治したいジャナイカおやじ日記  

59才で大腸ガン(横行結腸がん)で盲腸、上行結腸、横行結腸を切除。その後、補助化学療法として抗がん剤治療がはじまる

大腸ガン手術の当日 2017年10月11日

昨夜は遠足前夜じゃないんだけど、なかなか寝れず、早朝5時から目覚めた。

午前8時半から手術。

手術時間は約3時間、大腸の右半分(盲腸とか虫垂とか周囲のリンパ節とか諸共)切除し、小腸と大腸を縫い合わせるらしい。

昨日から完全禁食で腹ペコ。

時間になり、看護師から声がかかる。

「あと30分ほどで手術室に向かうので手術用の着物に着替えておいてください。」

すでに着替えおわっているんですけど(見ればわかるだろw。。。)

時間になり、看護師が部屋に入って来た。これから行きますので、家族の方もご一緒に手術室のほうへと案内される。

ストレッチャーに乗っていくのかと思いきや、スタスタと歩いて、エレベータに乗り、手術室に向かう。手術室の手前で、自動ドアが開き、中から手術担当医がお出迎え。

頭に除菌用の紙ネット帽を被らされ、歩いて手術室に向かう。

同行した家族(家内と長女)には、「ほんじゃ、行ってくるね!」と小さな声で話して中に入る。

 

手術室に案内される。手術室は冷蔵庫のような温度設定でサカナの解体現場な感じで、まな板の上の鯉気分w

手術台へ自分で横になるのだが、ちょっと足を滑らせて、バランスを崩したが、なんとか横になる。横になった途端、麻酔医師や助手やら3名くらいの人がさっと寄って来て、色んなコードをペタペタと貼り付け、機械へつなぎ始める。

そうこうしているうちに、点滴と麻酔のための注射針を打たれる。

注射針からまず、少量の麻酔が流された。今、麻酔を少し入れました。まぶたが少し重くなりましたよね? 「はい」と答えた。「でわ、これから麻酔を入れて行きますね。徐々に目蓋が重くなります。」と言われたと瞬間、まぶたが重くなり、すーーーっと閉じていく感じがして、それから意識はありませんでした。

 

手術、終えたのか、喉のあたりで管を抜く感覚があり、その時に目がさめました。

4時間半かかったそうです。

 

家内と娘が来て「無事に終わったようだよ」と声をかけてくれたのですが、返事をするも声もあまり出ず、目で少し笑顔を送るので精一杯でした。

 

術後麻酔切れた後の痛みは壮絶なものでした。

 

どうも鎮静剤に合わない体質で何度も嘔吐の繰り返し。そのたびに着替えさせらるのですが、体を動かすと激痛走る、その痛みでまた嘔吐って感じでした。

 

 流石に腹筋とか脂肪とか腸とかリンパ節も根こそぎ切ったので痛い。夜になり、眠気も時折襲ってくるが、 とにかく痛くて痛みで目がさめる、時間がなかなか進まない。とにかく手術後の12時間は大変でした。