大腸がんを治したいジャナイカおやじ日記  

59才で大腸ガン(横行結腸がん)で盲腸、上行結腸、横行結腸を切除。その後、補助化学療法として抗がん剤治療がはじまる

抗がん剤治療|ゼローダ 3クール目に

病院で検診の後、3クール目に突入。今回の血液検査は腫瘍マーカーはとってないとのことでほとんど説明なしに診察終了。

 

年末年始ということで、お酒を飲む機会が増えそうなので聞いてみたが、ビール中瓶1本程度ならOKとのこと。と言っても、大腸ガンの宣告を受けるまでは毎日にように飲んでいたが、それ以降はほとんど飲まないようになっている。ちなみに昨日ビールをコップに一杯のんでみたが、とても苦く感じてあまり美味しく感じなかった。

 

ただ、以前は友人や仕事関係の人と「ちょっと一杯やりましょうよ」って感じで、自分から誘っていたが、今はやってない。ちょっとそれが自分も寂しい。

 

ゼローダ(カペシタビン)も3クール目になると、薬の重みが増して来たような感じがする。副作用としては、手の指の先は常時しびれがある。痛くてということはないが、指の第一関節の指紋の感覚はなく、指先の表面も弾力はなくなり、押しても戻りが悪くなっている。また、常に2〜3本はあかぎれが出ている。

 

体内の調子だが、薬を飲んだ後、3、4時間はなんとなく胃が重い感じがする。それとおならの回数が増えたような気がする、匂いもかなり臭いことが多い(抗がん剤のせい?) 

 

自分の場合は、盲腸、上行結腸、横行結腸の半分を切り取ったので、軟便であることが多いが、たまに下痢か?と思うこともある。薬の副作用もあるのでよくわからないが重症ではない。嘔吐はないが、腹部、特に上部に軽いムカムカがあるが動いていると忘れる程度。

 

抗がん剤治療って、やっている人にしかわからない重圧があるなあとつくづく感じる。体の一部の機能を損ないながら飲み重ねてゆくこと。そして確実にガンを退治できる保証もない。状況によっては何年も継続していくわけで、、、リスクを少しでも軽減するために続けないといけないのは頭でわかっていても、精神的にはキツイんだよね。でも、この気持ちは抗がん剤飲んでない人にはなかなか伝わらないんだよね。

 

自分の担当医師もわかっているようで、自分でガンになって、抗がん剤治療をしてないから精神的なきつさは完全に理解はしてないかもと感じる。

 というのも、診察の際に決まって「おかわりないですか?」と聞かれるのでそう思ってしまう。自分としては、「早く治したい」。それだけなんです。

「顔色よくなりましたね!」とか、「少しふっくらしましたね!」とか、自分のことをしっかり診てますよ的な発言をしてほしいものだと毎回、高望みかもしれないけど、思ってる。 今の時代なので簡単な表情を動画撮影してればできるのにねw